住宅を購入する際には、住宅ローンを利用することになります。住宅ローンは長期間に渡り返済する必要があるため、人生設計までを考慮し利用しなければなりません。ライフスタイル、ライフステージ、計画的資金計画。 多くの方が2つのポイントを見過ごし利用されており、家計が苦しくなる事態を自ら招いています。まずは2つのポイントをしっかりと把握し、計画的な住宅ローン利用としなければなりません。1つ目のポイントが、返済期間を短くすることです。ほとんどの住宅ローンは、35年間の期限を設けています。そのため、ほとんどの方が35年返済で資金計画を立てられますが、高齢になっても収入を維持できるのかを慎重に検討しなければなりません。多くの企業が60～65歳になると給与を減額しているほか、経済動向が激変する恐れもあります。理想の返済期間は20年であるため、頭金はしっかりと用意する必要があります。2つ目のポイントが、金利の低さに目を奪われないことです。低金利である現在は、1％前後の金利は珍しくありません。しかし、いつ金利が上昇するかは分からないため、金利変動リスクに備える必要があります。例え1％で借りたとしても、最低でも2％で借りたと想定し計画を立てることが重要です。