三重県の土地探しのポイント

注文住宅で一戸建てを新築するなら、工務店に土地探しの段階から相談するとスムーズです。
工務店は住宅を建築できる土地だけでなく、住宅の建築ができない土地も候補にしながら土地探しをしてくれる場合があるからです。正確には用途地目で住宅建築が許可されていない土地なのですが、転用届けを提出して承認されれば住宅を建築できる土地に変わるからです。
注文住宅の工務店は、法律的に認可されている条件だけではなく、実際に一戸建てを安全に建築できるのかという視点で土地探しをしてくれます。
工務店の創業が古ければ、それだけ地元とのつながりも深いので、地主とのパイプも豊富になります。

不動産の売買物件を取り扱っているのは不動産会社ですが、注文住宅の工務店は地主の一戸建て住宅のリフォームやメンテナンスを担当している場合も多く、売却したくても不動産会社の仲介は遠慮したいと考えている地主との交流もありますから、条件が合えば、不動産の売買や譲渡を成立させられます。言い換えれば、条件が合うまで土地を手放そうとしない地主も多いことを意味しています。

三重県の土地探しのポイントは、売却したいと考えていてみ不動産会社に仲介を依頼していない地主とコンタクトを取れるかどうかです。
工務店が仲介の役割を果たしてくれますが、仲介手数料などは基本的に発生しません。あくまでも地主と工務店との信用による取引になるからです。
土地の売買が成立する場合も、工務店か地主と取引関係にある行政書士や司法書士が不動産に関する手続きを行ないます。工務店や地主と取引の多い行政書士や司法書士が、自ら土地の紹介を請け負っている場合もあります。
いずれも地元との関係が深く、お互いに信頼関係が構築されているネットワークが基本にあります。

地域のネットワークと関係していれば、商店会や青色事業者からの紹介も可能になります。
三重県内に在住している人で土地勘があれば地域のネットワークとコンタクトを取りやすいので活用すると良いでしょう。

三重県外から転入して暮らす予定の人は、地域性を重視している工務店とコンタクトを取り、土地探しを依頼して、条件の良い土地が見つかった場合は、その工務店で注文住宅を新築したいと最初から意志表示をしておきましょう。
土地を入手してから別のハウスメーカーと契約されてしまうと、お互いの信用に傷がついてしまいます。将来的にリフォームを依頼できなくなってしまうと大変ですから、正直に希望を伝えながら、信用第一に取引するように心がけましょう。